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株式投資家の税、社会保険負担の低さは異常

株式の譲渡益、配当だけで生活しているなら、税率は最大でも20%、配当控除が受けられるなら、0%の場合もありうる。
しかも、住民税申告不要制度を選択すれば、住民税は非課税とみなされるから、国民健康保険は7割減の均等割りの1人2~3万円、国民年金も払いたくなければ、全額免除できる。

サラリーマンなら、年収300万円でも、健康保険+厚生年金の本人負担だけでも、約15%の45万円かかる。
(会社の負担を合わせれば90万円だ)。
さらには、社会保険の計算には通勤にかかる交通費も入っている!
自営業の国民健康保険の計算は経費を引いた利益の部分にかかるのに、サラリーマンの社会保険は会社から受け取るほぼすべての金銭となる。


独身で基礎控除だけなら、所得税、住民税も約15万円。税金+社会保険で60万円弱。

年収300万円のサラリーマンと年間300万円の配当所得の人がいて、配当所得の人のほうが税、社会保険の負担が低いとしたら、どこかおかしい。

株の譲渡益、配当所得に住民税申告不要制度がはっきりと認められるようになったのも最近だと思うけれど、なぜ、配当控除を所得税の計算にだけ使い、住民税は無収入として申告して、社会保険料は負担しないなどということが認められるのか、わけがわからない。むしろ、本来は申告していなくても、捕捉して国民健康保険料に反映させるべきだ。

こういう状態が続く限り利用させてもらうけど。

配当 法人と個人

配当を個人で受け取るか法人で受け取るかの税金の違い

①個人 源泉徴収で所得税+住民税の約20%の分離課税か、総合課税+配当控除のどちらかを選択

②法人 20%の益金不算入で配当の80%に法人税+法人住民税+事業税 約25%がかかるから税率はおよそ20%。さらに配当にかかる源泉所得税約15%については所有期間に案分して法人税に充当できる(赤字の場合は還付)。簡便法を用いた場合、期初に持っていなかった場合は半分の約7.5%だけが法人税に充当でき、残りの7.5%については取られっぱなし。
つまり、法人については配当にかかる保有期間に応じて税率は20~27.5%。
以前は少数持分でも益金不算入が50%だったから、税率が個人より低い場合もあったが、今では税率だけみれば法人で受け取るメリットはない。

社会保険料の節約

節税よりも、社会保険料を減らすことのほうが重要。

①所得が配当のような証券関係だけなら、住民税申告不要制度を選択して、国民健保、国民年金の計算の基準となる住民税をゼロにする。

住民税申告不要制度についてはこちら

②不動産収入とかあって、所得がある程度あるなら、法人を設立するのもありか。最低限の給料(例えば月5万円)にして、年間27万円程度で協会けんぽ+厚生年金に入れる。収入がない配偶者は第三号国民年金に、家族は健保に追加費用なしで入れる。

協会けんぽのテーブルはこちら

給料を増やすと、厚生年金料は比例して増えるが、もらえる年金はそれほど増えない。健康保険については、いくら払っても受けられるサービスは同じ。むしろ、給料が増えれば、高額療養費の上限が上がるだけ不利になる。

給料、社会保険料を決められないサラリーマンなら仕方ないが、リタイヤしてわざわざ高い社会保険を払う意味が分からない。


興味がある人は橘玲の「新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ」、「貧乏はお金持ち」を参考にしてほしい

配当収入で法人設立?

600万円の配当収入で法人設立して節税というツイートをみた。

実際のところ、夫婦で配当収入600万円くなら、所得税は配当を総合課税で申告、住民税は申告不要を選択すれば、
配当控除、扶養控除で所得税はほとんどゼロ、住民税は源泉徴収された5%の30万円ですむ。

住民税非課税で、国民年金は免除、国民健康保険は自治体にもよると思うが7割減で年間4万円程度。

トータルの税、社会保障のコストは35万円程度。

住民税非課税なので、高額療養費が最低、子供がいれば、大学無償化の対象になるなど、メリットが大。

ここまで、すべて合法で税務署とのトラブルが生じる可能性はほとんどない。

ツイートでは法人は配当金の益金不算入があるから有利と言っているけど、配当収入600万円程度なら、配当控除のほうが明らかに強力。


ツイートをみると、年収240万(月収20万)で社会保険36万円ってかいてるけど、協会けんぽの保険料表をみると月収20万で健保+厚生年金で70万円弱。多分、本人負担しか考慮していないと思われる。
さらに、節税するために小規模企業共済+ideco(合計110万円)に加入と。
後から、年金(または退職金)として戻ってくるとはいえ、これで手取り420万円程度まで減る。
さらに、80万円強を経費につかって、税金をゼロにする必要があるらしい。

税金、社会保険、法人住民税を余計に払うために法人設立して、個人の確定申告に加えて法人税申告、社会保険の手続きをするなんて罰ゲームとしか思えない。
あと、自分が死んだあと、残された家族が相続税、法人税申告とか面倒なことができるのかね?

個人の配当所得だけなら、証券会社の特定口座年間報告書を確定申告表に書き込むだけでで1年間の申告が終わる。

プロフィール

retire999

Author:retire999
アーリーリタイアしました
税金、社会保険、資産運用などについて思いついたことを書きます。
素人のチラシの裏に書いたメモですので、正しいかどうかはご自分でご確認ください。

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